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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻13号

1987年12月発行

文献概要

編集者への手紙

診断を困難にした細胞診コンタミネーション

著者: 川合厚子1 笹井祐之1 国分啓二1 児玉秋生1 比佐新一1 荻生徳寛1 手塚明美2 吉田嬉代子2 岩渕慎助3

所属機関: 1米沢市立病院内科 2米沢市立病院臨床検査科 3岩渕産婦人科医院

ページ範囲:P.1609 - P.1611

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1.はじめに
 近年,細胞診の診断意義が認識され1),検体が増加しているが,今回,本院において細胞診の検体処理中に癌細胞のコンタミネーション(細胞診においては,ある検体の悪性細胞などが剥脱してほかの検体標本に付着し汚染することをいう)がおこり,診断を困難にした事例を経験したので反省の意味をこめて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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