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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻2号

1987年02月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 人間ドックの尿中アミラーゼ測定法は

著者: 古屋徳治 早川哲夫1 鈴木敏行2

所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科 2刈谷総合病院内科

ページ範囲:P.217 - P.218

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 〔問〕当院の人間ドックにおいて血中アミラーゼおよび膵機能化学検査が正常で,尿中アミラーゼのみ異常値を示す例が約30%あります.前日の20時以降は食事および薬剤の服用は制限し,翌日早朝空腹時に採尿し検査しています.また,濃縮,腎機能低下も考慮し早朝完全排尿後2時間の尿を採尿し,アミラーゼとクレアチニンを測定しアミラーゼ・クレアチニン・クリアランスを測定したところ,アミラーゼ・クレアチニン・クリアランスが正常でも表1のように,25例中5例が尿中アミラーゼ高値を示しました.これをどのように解釈したらよいのか,また,今後人間ドックでの尿アミラーゼ測定を続けるにはどのような実施方法,結果報告がよいのかお教えください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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