文献詳細
文献概要
今月の主題 リウマトイド因子 技術解説
ラテックス凝集比濁法によるRF定量法
著者: 山本則満13 青木良雄2
所属機関: 1相互生物医学研究所 2昭和大学藤が丘病院中央臨床検査部,臨床病理学教室 3(旧勤務先)昭和大学藤が丘病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.610 - P.616
文献購入ページに移動リウマトイド因子(RF:Factor ll)測定法は,最近このラテックス比濁法を原理としたキットが各社から市販されたこともあって,従来の定性検査から,より密度の濃い情報を臨床サイドへ提供すべく,定量化へと歩みつつある.しかし,RF測定には非特異的反応の出現や測定値単位およびキャリブレーターの選定などの未解決な問題が潜んでいる.本稿ではラテックス比濁法によるRF定量法についての技術解説に加え,以上述べた問題点についても触れてみた.
掲載誌情報