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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻6号

1987年06月発行

文献概要

注目される腫瘍マーカー・3

二次元電気泳動法により検出された消化器癌関連細胞蛋白質に対するモノクローナル抗体

著者: 高見博1 貞広荘太郎2 奥田康一2 高橋哲也2 山高謙一2 柴田徹一3 長池一博4

所属機関: 1帝京大学医学部第1外科 2慶応大学医学部外科 3慶応大学医学部薬化学研究所 4三菱化成総合研究所

ページ範囲:P.657 - P.661

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 ヒトの癌の発生に関しては,正常細胞に癌を発現させる癌遺伝子およびそれを調節する調節遺伝子が存在し,その癌遺伝子の発現により癌蛋白質が合成され,癌としての表現形質が作られると考えられている.
 著者らは,この癌にみられる蛋白質,すなわち癌関連蛋白質をO'Farrellの二次元等電点—SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法1)を改良した著者らの方法2)を用いて,実験癌組織3,4)およびヒトの癌組織5,6)について研究してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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