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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻7号

1987年07月発行

文献概要

今月の主題 注目のウイルス・リケッチア感染症 カラーグラフ

注目のウイルス・リケッチア感染症

著者: 三輪谷俊夫1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所

ページ範囲:P.704 - P.706

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 現時点で注目すべきいろいろなウイルス・リケッチア感染症の中から,今回はRNAウイルスによるAIDSと,成人T細胞白血病(ATL)のレトロウイルス感染症,ならびに腎症候性出血熱(HFRS),リケッチア感染症としては最近急増してきたつつが虫病を取り上げて,第一線で活躍しておられる専門の先生方に臨床検査法の技術解説をお願いした.それぞれの技術解説において,特にカラー印刷を必要とする写真をまとめたのが本カラーグラフである。ウイルス・リケッチアの分離・同定は特殊な研究機関に依存しようとする考え方はまだまだ根強いが,少なくとも大学附属病院や国立病院の中央臨床検査部ではもうそろそろ脱皮して,これらの検査ができるように準備されてはいかがでしょうか。
(各図は後出の「技術解説」に関連し,その説明も含めて,図1は北村氏,図2〜5は松元氏,図6〜9は山西氏,図10〜16は橘氏の提供による)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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