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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻7号

1987年07月発行

文献概要

今月の主題 注目のウイルス・リケッチア感染症 検査と疾患—その動きと考え方・124

AIDSの臨床と検査

著者: 玉川重徳1 南谷幹夫2

所属機関: 1東京都立駒込病院臨床検査科 2東京都立駒込病院感染症科

ページ範囲:P.755 - P.757

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 はじめに
 AIDSとは,HIV (human immunodeficiencyvirus)感染による免疫機構の破綻と,それにともなう日和見感染や悪性腫瘍の続発などをみる病態をいう.したがって,AIDS患者の症状には,HIV感染による症状と二次的な合併症による症状があるが,二次感染に基づくものでは,グローバルな意味での,人種的あるいは地域性に基づく違いがあるという特徴がある.それは,AIDS患者の日和見感染の微生物叢に地域的な差があるため,患者により,あるいは地域により,症状に微妙な差がで出てくることとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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