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特集 アイソザイム検査 II.各論
11 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
著者: 和田博1 堀尾嘉幸1 寺西啓容2
所属機関: 1大阪大学医学部薬理学第二教室 2栄研化学
ページ範囲:P.1291 - P.1299
文献購入ページに移動アスパラギン酸アミノトランスフェラノーゼは1937年A.Braunsteinによってその存在が見いだされて以来,もっとも広範囲に酵素学的研究の進められた酵素の一つである.
最初はグルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(glutamate oxaloacetate transaminase:GOT)と呼ばれた.その後,glutamate aspartate transaminase,aspartate aminotransferaseなど種々の呼称が充てられたが,ここでは,現在でも臨床検査上よく用いられているGOTという名称を用いることとする.
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