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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻11号

1988年10月発行

文献概要

特集 アイソザイム検査 II.各論

12 コリンエステラーゼ

著者: 松田信義1 松田貴美子2 上田智1

所属機関: 1川崎医科大学検査診断学教室 2川崎医科大学附属病院中央検査部

ページ範囲:P.1300 - P.1308

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 血清コリンエステラーゼ(ChE)は,臨床化学検査に導入されて三十余年,主として肝実質障害の検出・評価と全身状態の判定を目的として利用されてきている.この間に,各種疾患における血清ChEの診断的意義1,2)が解明され,新たに遺伝性ChE異常症,C5変異症などの例も発見3)された.最近,これらの異常症の検索,脂質代謝との関係および肝病態の解析におけるChEアイソザイムの有用性4〜7)などに関する報告がなされている.
 本稿では,血清ChEアイソザイムの技術と臨床的意義をテーマに最近の知見を交えて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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