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特集 アイソザイム検査 II.各論
19 グアナーゼ
著者: 伊東進1 松田佳子2
所属機関: 1徳島大学医学部第二内科学教室 2徳島大学酵素科学センター酵素化学部門
ページ範囲:P.1346 - P.1350
文献購入ページに移動最近,山崎ら2)により,輸血血液中GU活性と輸血後肝炎の発生率の間に有意な相関があることが明らかにされ,さらに,筆者らにより,GU活性の高い輸血血液を破棄することにより非A非B型輸血後肝炎の発生が予防できることも実証された3).そこで,血中のみならず肝組織におけるGUの動態やGUの酵素学的特性も注目されるようになってきた.しかし,アイソザイムに関する検討はいまだ十分でなく,臨床応用可能な測定法も確立されていないのが現状である.
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