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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻12号

1988年11月発行

文献概要

資料

CA130の臨床的評価

著者: 桑原正喜1 有吉寛2 須知泰山1

所属機関: 1愛知県がんセンター臨床検査部 2

ページ範囲:P.1547 - P.1552

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はじめに
 CA 130は,松岡らが肺腺癌細胞株PC−9を免疫原として作製した.二つのモノクローナル抗体(130-22,145−9)により認識される抗原分子であり,肺癌組織および卵巣癌組織に存在することが明らかとなっている.また,本抗原の決定基は,CA 125分子上の異なる位置に存在すると報告されている1,2)
 最近この抗原分子の測定系が開発され,CA 125同様血清中の腫瘍マーカー3,4)として卵巣癌および肺癌の診断および経過観察に利用されることが期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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