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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻13号

1988年12月発行

文献概要

今月の主題 輸血に伴う感染症の検査と対策 検査と対策

抗HTLV-I抗体測定法

著者: 西村要子1 服部俊夫2

所属機関: 1熊本大学医学部輸血部 2熊本大学医学部第二内科学教室

ページ範囲:P.1598 - P.1603

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 抗HTLV-I抗体の測定には,現在多くの施設でゼラチン粒子凝集法および酵素免疫法がとりいれられている.前者は簡便で多量の検体を測定できるため血液センターの輸血者スクリーニングに適しているが,低力価での偽陽性,時にプロゾーンなどが問題である.後者は自己抗体による非特異反応があり,臨床に正しく対応するためには一法のみの判断ではきわめて危険であり,蛍光抗体法,ウェスタンブロット法での確認を行うことが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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