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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻13号

1988年12月発行

文献概要

資料

デルフィアシステムによる血中CA50測定の基礎的検討

著者: 桑原正喜1 有吉寛2 須知泰山1

所属機関: 1愛知県がんセンター臨床検査部 2

ページ範囲:P.1661 - P.1666

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はじめに
 CA50はLindholmらが結腸癌由来培養細胞株Colo−205を免疫原として作製したモノクローナル抗体C−50による認識される糖鎖抗原である1).その抗原決定基の構造はSialosyllactotetoraoseと決定されている.またこの抗体はこの糖鎖にフコースの結合した糖鎖,すなわちCA19-9の抗原決定基2)とも反応する.
 本抗原の測定のためRIAおよびEIAに基づいた測定系が開発され,それらの測定系を用いた臨床的検討より本抗原が基本的にCA 19-9と同様に膵癌および胆嚢胆管癌の腫瘍マーカーとして有用であると評価されている3〜5)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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