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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻2号

1988年02月発行

文献概要

今月の主題 炎症マーカーとその臨床的意義 技術解説

CRPの微量測定法と問題点

著者: 山岸安子1 妹尾よしみ1 佐々木勝一1 河合忠2

所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床病理部 2自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.122 - P.129

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 CRPの測定は急性相反応物質の代表的な血漿蛋白成分であることから古くから臨床検査に用いられていたが,近年,免疫血清検査法の進歩に伴って従来の定性法から定量法へと変遷しつつある.
 CRPの定量法は初めレーザーネフェロメトリーが用いられたが,測定値がmg単位の測定であることや,CRP測定上のいくつかの問題点も指摘され,現在では,もっと高感度で健常値からごく早期の増加まで測定できるCRP微量定量法が注目されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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