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今月の主題 炎症マーカーとその臨床的意義 病態解説
CRP微量測定の臨床的意義
著者: 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室
ページ範囲:P.173 - P.177
文献購入ページに移動 CRP微量測定法としてラテックス免疫定量法(latex photometric immunoassay),エンザイムイムノアッセイ,ラジオイムノアッセイなどが用いられるが,前2法が日常検査法として普及してきている.
毛細管沈降法や免疫比濁法などの従来法では測定感度が劣るため,いわゆる水面下のCRP異常低値を捉えることは不可能であり,CRP低濃度域の異常高値への変動や正常値へ復する過程を明らかにするためには上述のCRP微量定量法を用いなければならない.特に新生児感染症の早期診断の指標,抗生物質投与期間の決定などに有用な情報を提供する.
毛細管沈降法や免疫比濁法などの従来法では測定感度が劣るため,いわゆる水面下のCRP異常低値を捉えることは不可能であり,CRP低濃度域の異常高値への変動や正常値へ復する過程を明らかにするためには上述のCRP微量定量法を用いなければならない.特に新生児感染症の早期診断の指標,抗生物質投与期間の決定などに有用な情報を提供する.
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