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急性リンパ性白血病患者血清中のL-アスパラギナーゼ特異IgE抗体測定法とその臨床的意義
著者: 土屋純1 佐藤久美子1 小河原はつ江1 原文子1 村上博和1
所属機関: 1群馬大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.205 - P.208
文献購入ページに移動本法を用いて,L-アスパラギナーゼの投与を受けた急性リンパ性白血病15症例の血清特異IgE抗体量を測定し,皮内反応の結果と対比した.15例中4例は特異IgE抗体量は高値を示し,うち3例は皮内反応は強陽性であった.特異IgE抗体量とアナフィラキシーショックを惹起するレベルとの関係を明らかにすることが今後の課題であり,本法の臨床応用が望まれる.
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