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今月の主題 迅速検査;現状と今後の動向 検査機器・キットの進歩
免疫血清検査—血漿蛋白のnon-isotopic immunoassay
著者: 西田陽1 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室
ページ範囲:P.258 - P.263
文献購入ページに移動 免疫血清検査室は,比較的のんびりとマイペースで仕事のできる所であったが,最近のnon-isotopic immunoassayの発達で化学検査室と同様,至急だ,緊急だと時間単位での報告が要求されるようになっている.もはや,検査室の手順効率だけで議論をすることはナンセンスであり,医療の原点に戻り,患者を中心とした迅速性を考え,検査室の効率,診療の効率を守りながら新しい方向性を模索しなければならない状況にきている.本稿では,とくに迅速性を要求される急性相反応蛋白のCRPを中心に現状の測定法をあげ,今後への展望を試みた.
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