icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻3号

1988年03月発行

文献概要

研究

新しいマクロファージ機能検査法の提唱—1.ケミルミネッセンス法によるマクロファージのFcγレセプター解析法への有用性

著者: 馬島敏郎1 石田名香雄2

所属機関: 1東北大学医学部細菌学教室 2東北大学

ページ範囲:P.323 - P.328

文献購入ページに移動
 ヒト単球や,マウスマクロファージの細胞表面には,イムノグロブリンG (IgG)のFc部に対するレセプターが存在する.従来これらレセプター発現の検査は,ヒツジ赤血球を用いて顕微鏡下で観察し,陽性率を算出するロゼット法が用いられてきた.今回われわれは,化学発光法を用いてFcγレセプターの発現を客観的に測定しうることを見いだしたので,具体的手技を中心に紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?