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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻4号

1988年04月発行

文献概要

質疑応答

一般検査 亜硝酸塩テストが陽性であるのに顕微鏡検査では細菌が認められない理由は

著者: Q生 小栗豊子1

所属機関: 1順天堂大学付属医院中央臨床検査室

ページ範囲:P.463 - P.464

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 〔問〕尿試験紙で亜硝酸塩を調べたところ陽性でしたが,顕微鏡では細菌が認められませんでした.この理由をご教示ください.①ヘキストやマイルス三共など各種の尿試験紙で〔+〕,②古い試験紙を避けて新しい試験紙を使っても〔+〕,③尿を赤く着色する薬剤(フェナソピリジン)は使っていません,④尿(透明),pH=6.0,混濁(清),比重=1,015,尿蛋白,尿糖などは正常,⑤患者の臨床診断はATL(成人T細胞白血病)で,コランチル,ガスター,ザイロリック,ブラバロン,アストモルシンB,アンコチル,プレドニンなどを内服していたということです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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