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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻7号

1988年07月発行

文献概要

今月の主題 病原体抗原の免疫学的検査法 技術解説

STD領域で利用されている病原体抗原の免疫学的検査

著者: 津上久弥1 松永欣也1

所属機関: 1大阪府立万代診療所

ページ範囲:P.754 - P.761

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 感染症であるSTD疾患の診断は,まず病原菌の検出により,また抗体の測定によってなされている.抗原の検出には,従来染色鏡検や培養同定などの細菌学的な検査が主流であったが,最近,免疫学的な手技を用いた蛍光抗体法や酵素抗体法などの新しい検査法がつぎつぎと開発され,実用化されてきた.
 疾患の種類および病期によっては,どの検査法が適当であるかという問題もあるが,STDの細菌学的検査については,本誌(28(2),124〜129,1984)に記載したので,今回は,梅毒,淋病,クラミジア感染症,陰部ヘルペスの免疫学的抗原検出法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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