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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻7号

1988年07月発行

文献概要

研究

心電図自動診断装置導入に対する追加誘導の必要性に関する検討

著者: 城山昌代1 石山陽事1 桑山美知子1 中西成元1

所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査室

ページ範囲:P.800 - P.802

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 心電図自動診断システムの導入に伴う心電図原物データの保存フォーマットの簡易化を目的として,心電図追加誘導(V3R,V4R,V7)の必要性について検討した.
 心電図記録7007例のうち,追加誘導記録が心電図所見を得る必要条件となったものは小児を除きほとんどなかった.この結果現在の心電図自動診断システムに採用されている標準12誘導記録(不整脈を診断するための記録を含む)用のフォーマットのみでも,心電図所見を得るという点でまた原物データを得るという点で十分に臨床検査に役だつものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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