文献詳細
文献概要
今月の主題 尿中低分子蛋白の測定と意義 性状・測定法・意義
α1-マイクログロブリン
著者: 伊藤喜久1
所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室
ページ範囲:P.863 - P.867
文献購入ページに移動 α1-マイクログロブリン(α1-microglobulin;α1-m)は別名protein HC(human complex forming protein heterogenous in charge)とも呼ばれる,分子量約30000,糖含量20%,特異な物理化学的性状を有し,比較的新しく検査領域に登場した血漿蛋白質である.
α1-mの基礎研究および臨床的意義について,歴史的にその発展を振り返りながら,その成果と,この蛋白質が常に与えつづけている研究課題について概述してみる.
α1-mの基礎研究および臨床的意義について,歴史的にその発展を振り返りながら,その成果と,この蛋白質が常に与えつづけている研究課題について概述してみる.
掲載誌情報