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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻8号

1988年08月発行

文献概要

今月の主題 尿中低分子蛋白の測定と意義 性状・測定法・意義

α1-マイクログロブリン

著者: 伊藤喜久1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.863 - P.867

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 α1-マイクログロブリン(α1-microglobulin;α1-m)は別名protein HC(human complex forming protein heterogenous in charge)とも呼ばれる,分子量約30000,糖含量20%,特異な物理化学的性状を有し,比較的新しく検査領域に登場した血漿蛋白質である.
 α1-mの基礎研究および臨床的意義について,歴史的にその発展を振り返りながら,その成果と,この蛋白質が常に与えつづけている研究課題について概述してみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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