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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻8号

1988年08月発行

文献概要

編集者への手紙

血清LDHアイソザイム分画比の季節的変動について

著者: 今木雅英1 松本和興1 山田勇樹1 中川洋一1 伊藤里美1 三好保1 北小路学1 棚田昌俊1 山崎亮治1 勢井雅子1

所属機関: 1徳島大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.928 - P.929

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 血清Lactate dehydrogenage(EC, 1, 1, 1, 27:LDH)の臨床的応用は,悪性腫瘍患者についてその活性値の上昇を認めたHillとLevi1)の報告に始まり,肝疾患,心疾患などの血液化学検査の重要な項目である2).さらに,血清LDHアイソザイム分画比についても,日常ルーチンワークに組み入れられている.LDHおよびそのアイソザイムの生理的変動因子として,年齢3),運動・食事,日内変動4)などについての検討が行われているが,長期間の観察による季節的変動要因についての検討が十分でないので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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