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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻10号

1989年10月発行

文献概要

研究

81mKr持続静注法による右心駆出率の測定—因子分析法の応用

著者: 細田孝子1 平沢規之2 川上憲司2 森豊1 井川幸雄3 島田孝夫4

所属機関: 1東京慈恵会医科大学中央検査部 2 3 4

ページ範囲:P.1201 - P.1204

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 81mKr持続静注法による右心駆出率の測定に因子分析法を応用し,その有用性について検討した.10名の心疾患例を対象に81mKrを静注し,心電図同期法によって右心駆出率を求めた.右心室辺縁の抽出に因子分析法を応用した結果,駆出率算出の再現性もよく,従来の方法との間にも高い相関を認めた.複雑な形状をした右心室の辺縁抽出にとって因子分析法は有用と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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