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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻2号

1989年02月発行

文献概要

今月の主題 加齢と臨床検査 総説

加齢による結合組織の変化

著者: 藤本大三郎1

所属機関: 1東京農工大学農学部

ページ範囲:P.148 - P.153

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 皮膚,関節,血管壁などに代表される結合組織は,成長とともに強度を増し,さらに加齢がすすむと柔軟性,伸展性を失っていく.これらの変化の主な原因は,コラーゲンなど細胞間マトリックス成分の架橋の質的量的変化と考えられる.すなわち,比較的早い時期に生成し生理的に重要な架橋がある一方で,老化とともに生じ,結合組織の硬化のもとになる架橋もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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