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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻2号

1989年02月発行

文献概要

今月の主題 加齢と臨床検査 座談会

高齢者の診療をめぐって—臨床検査を中心に

著者: 朝長正徳1 岡安大仁2 中村治雄3 清水喜八郎4 河合忠5

所属機関: 1東京大学医学部附属脳研究施設・脳病理学 2日本大学医学部内科学第一教室 3防衛医科大学校内科学第一教室 4東京女子医科大学内科学,中央臨床検査部 5自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.188 - P.196

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 高齢化が急速に進んでいるわが国では,いろいろな意味で新しい視点からの対応が必要になっている.高齢者の検査値の特徴としては,個体差が大きい,予備能力が低い,腎機能が低い,筋・神経などの細胞が確実に減少して,しかもそれぞれの高齢者の行動能力によっても異なってくる,ことがあげられる.したがって,正常値を厳密に求めることは困難であるが,各個人の社会活動を考えて,無理のない治療またはリハビリテーションを行う必要があろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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