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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻2号

1989年02月発行

文献概要

研究

新しいメタロチオネインのラジオイムノアッセイ

著者: 池井暢浩1 小平司1 清水文夫1 中嶋克行1 遠山千春2 斎藤寛3 木村正己4 小滝規子5

所属機関: 1大塚アッセイ研究所 2国立公害研究所環境保健部 3長崎大学医学部衛生学教室 4実験動物中央研究所 5労働省産業医学総合研究所職業病研究部

ページ範囲:P.215 - P.219

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 二重カップリング試薬M-maleimidobenzoyl-N-hydroxy-succimideを用いて,ラット肝メタロチオネイン(MT)-2をTyr化学修飾し,得られたMTを125Iで標識化し,抗ラット肝MT-1ウサギ血清を使って,新しいMTのラジオイムノアッセイ法を確立した.この方法の測定範囲は10〜1000ng/mlである.ラット肝MT-1,2,マウスMT-1,ブタ肝MT-2,イヌMT-2,ヒトMT-2などから同じような標準曲線が得られ,この方法で広く哺乳動物のMTが測定できることが明らかにされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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