icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻9号

1989年09月発行

文献概要

今月の主題 アミロイド 総説

アミロイドの病理形態

著者: 石原得博1 高橋睦夫1 内野文彌1

所属機関: 1山口大学医学部病理学第一講座

ページ範囲:P.1007 - P.1016

文献購入ページに移動
 アミロイドーシスとは,アミロイド線維を主成分とするアミロイドが臓器や組織の細胞外に沈着した結果起こる疾患である.アミロイドは蛋白で,生化学的には種々のものがあり,それぞれ成因,前駆蛋白が異なる.最近では,アミロイド蛋白を酵素抗体法などで形態学的にも同定することが可能になったため,沈着したアミロイド蛋白を基に病型分類が行われる趨勢にある.そこで,アミロイド蛋白を基にアミロイドーシスの一般的および各臓器の病理形態学的特徴をまとめた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?