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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻9号

1989年09月発行

文献概要

研究

モノクローナル抗体Ki−67を用いたリンパ球幼若化の測定

著者: 水野重孝1 磯部宏2 山口悦郎2 宮本宏2 川上義和2

所属機関: 1北海道大学歯学部附属病院中央検査室 2

ページ範囲:P.1075 - P.1079

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 モノクローナル抗体Ki−67を用いて,flow cytometryにてリンパ球幼若化試験を行い,抗BrdU抗体法や,3H-TdR法と比較検討した.健常者を対象としたPHA刺激試験において,本法とBrdU抗体法とはr=0.7776(pく0.001),3H-TdR法とはr=0.7408(p<0.001)ときわめて良好な相関性が得られた.本法は,細胞処理法が比較的簡単,かつ,安全な操作でリンパ球幼若化率を評価でき,今後有用な方法と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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