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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻10号

1990年10月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患 技術解説

超音波検査

著者: 鈴木修1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.1147 - P.1152

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 虚血性心疾患の臨床診断に際し超音波法は必要不可欠な検査法である.各種ドプラー法を含む本法はベッドサイドで簡便に検査が施行でき,心内構造物の形態・動態異常に加え血流・圧動態の評価も可能である.このため梗塞・虚血の局在や心機能障害の重症度評価さらには各種合併症の診断が容易かつ正確になしうる.また最近では経食道法などによる冠動脈の形態および血流動態評価や,心筋コントラスト法による心筋灌流状態解析などもなされており今後の発展が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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