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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻10号

1990年10月発行

文献概要

編集者への手紙

骨髄細胞内α-D-グルコシダーゼ活性の定量法の検討

著者: 庄野正行1

所属機関: 1徳島大学医学部総合研究室形態班

ページ範囲:P.1248 - P.1248

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 糖原病II型の病因を握る酸性α-D-グルコシダーゼに関する研究も細胞,および分子レベルで扱われるようになってきた.そこで,今回,一般的に酵素蛍光法で使用されている4-メチルーウンベリヘリル-α-D-グルコシドを基質としてα-D-グルコシダーゼ活性を細胞内で反応させた.この4-メチルーウンベリヘリル-α-D-グルコシドはα-D-グルコシダーゼにより4-メチルーウンベリヘロンと糖に分解され,励起光360nmで最大蛍光450nmの蛍光物質に変わる.この特性を顕微蛍光法に応用して定量性を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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