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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻7号

1990年07月発行

文献概要

TOPICS

経皮的心臓血管内視鏡

著者: 内田康美1

所属機関: 1東京大学第二内科

ページ範囲:P.840 - P.840

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 心臓や血管の病変の診断法には非観血的方法と観血的方法とがある.観血的方法は,非観血的方法に比べて,より正確である.しかしながら従来の観血的方法は造影法という影をもって病変をとらえる方法が主体であり,したがって病理学的診断には難がある.消化器,泌尿器,呼吸器などの疾患には直接,眼で病変を観察し診断する内視鏡が盛んに行われている.心臓血管系についても,最近ようやく,内視鏡により病変を観察し診断することが可能となった.したがって眼による病理診断,すなわち,肉眼病理学を展開することが可能となったわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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