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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻7号

1990年07月発行

文献概要

研究

プロテアーゼ401を用いた新しいミトコンドリア由来アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの活性測定法

著者: 渡津吉史1 白波瀬泰史1 兼田喜明1 宇治義則2 岡部紘明2 杉内博幸3

所属機関: 1国際試薬(株)研究開発部 2熊本大学医学部臨床検査医学講座 3熊本大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.849 - P.853

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 Streptomyces violaceochromogenesから精製されたプロテアーゼ401がブタ由来L-Aspartate:2-oxoglutarate aminotransferase(AST,EC 2.6.1.1.)のアイソザイムである細胞質由来AST(c-AST;cytosolic AST)の活性を阻害する事が報告されている.その報告に基づき,ヒト由来ASTにこのプロテアーゼを作用させてc-AST活性を阻害し,ミトコンドリア由来AST(m-AST;mitochondrial AST)の分別定量について検討した.その結果c-AST活性を短時間に阻害させることができ,残存するm-AST活性を分別定量できる事が確認され,臨床検査に応用できる可能性が示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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