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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻9号

1990年09月発行

文献概要

今月の主題 検診・健康診査 検査の問題点

検診における正常値とカットオフ値

著者: 土井陸雄1

所属機関: 1横浜市立大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.1078 - P.1082

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 検診において,臨床検査値の判定基準として一般に用いられているのはいわゆる集団正常値であり,個人の検査値の幅は集団正常値の幅より狭いものが少なくない.これらは,個体の遺伝的特性による部分が大きいと思われるが,集団正常値に比して個人差の大きい検査項目では個人別正常値を用いるべきであり,そのための条件も整いつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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