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今月の主題 検診・健康診査 検査の問題点
検診における正常値とカットオフ値
著者: 土井陸雄1
所属機関: 1横浜市立大学医学部衛生学教室
ページ範囲:P.1078 - P.1082
文献購入ページに移動 検診において,臨床検査値の判定基準として一般に用いられているのはいわゆる集団正常値であり,個人の検査値の幅は集団正常値の幅より狭いものが少なくない.これらは,個体の遺伝的特性による部分が大きいと思われるが,集団正常値に比して個人差の大きい検査項目では個人別正常値を用いるべきであり,そのための条件も整いつつある.
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