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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻9号

1990年09月発行

文献概要

研究

抗HTLV-I抗体測定におけるWestern Blotting法の評価

著者: 西村要子1 山口一成1 福岡直美1 東原悦子1 清川哲志1 高月清2

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部 2熊本大学第二内科

ページ範囲:P.1105 - P.1107

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 抗HTLV-I抗体の測定には酵素抗体法(EIA),ゼラチン粒子凝集法(PA),蛍光抗体法(IF)などの方法があるが,各法での成績に解離がみられることがある.この場合の確認法としてのWestern Blotting法(WB:ノパパスATL「バイオラッド」)を検討した.p19,p24両バンドの出現したものを陽性,いずれか片方の時は保留と判定する判定基準で,PA法低力価における偽陽性や,PA法による見逃し例について信頼性の高い成績を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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