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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻9号

1990年09月発行

文献概要

研究

振動覚閾値の定量的検査法―振動感覚計TM-31Aによる検討

著者: 嘉門信雄1

所属機関: 1金沢大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1111 - P.1115

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 健常者を対象に振動感覚計TM-31Aを用いて下肢内踝部における振動覚閾値を測定し,その正常値について検討を加えた.健常者(男性,1030例)の振動覚閾値は,対数正規型分布を呈した.振動覚閾値には,有意の日内差ないし日間差はなく,女性(111例)との対比でも性差は認められなかった.また,肥満による影響も示されなかった.しかし,年齢差があり,振動覚閾値と年齢間には有意の正相関が認められた(r=0.425, p<0.001).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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