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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 肝炎ウイルス関連マーカー 解説

ウイルス肝炎の臨床とそのマーカーの意義および型別診断

著者: 飯野四郎1

所属機関: 1東京大学医学部内科学第1教室

ページ範囲:P.9 - P.14

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 ウイルス肝炎は原因ウイルスがA型,B型,C型,D型,E型まで決定され,E型を除いて,マーカーによる診断がほぼ可能になっている.ここでは各型の肝炎の主要な臨床像,ウイルス像を紹介し,それを基に各ウイルスマーカーの意義を述べ,最後に急性および慢性の肝炎のマーカーによる鑑別をまとめた.なお,C型肝炎に関しては今後,数々の測定系が出現すると予想されるが,その特性を見極めることが必要と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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