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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 肝炎ウイルス関連マーカー 話題

輸血後非A非B型肝炎とその予防

著者: 吉澤浩司1 野尻徳行2 高橋和明3

所属機関: 1広島大学医学部衛生学教室 2八王子赤十字血液センター 3浜松医科大学公衆衛生学教室

ページ範囲:P.57 - P.60

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 C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus; HCV)関連のC100-3抗体測定系が開発された結果,C型肝炎の特異的な診断,予防への第一歩が踏み出されようとしている.現在の測定系は,HCV関連の第一世代のマーカーとも言えるものであるが,本文中に述べるGOR抗体をはじめとする新しい測定系の開発などにより,C型肝炎もやがてはB型肝炎のようにその全貌がとらえられ,輸血に伴う感染が制圧される日も近いと期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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