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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻11号

1991年11月発行

文献概要

今月の主題 医療廃棄物 解説

医療放射性廃棄物の処理

著者: 太田勝正1

所属機関: 1東京大学医学部放射線健康管理学教室

ページ範囲:P.1156 - P.1162

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 核医学診療に伴って発生する放射性廃棄物には,①気体廃棄物,②液体廃棄物,③スラリー(汚泥),および,④固体廃棄物の4種類がある.このうち,気体,液体廃棄物はそれぞれ排気,排水施設から希釈放出できるが,固体廃棄物などは廃棄業者への廃棄の委託(引き渡し)が基本となる.
 引き渡しに際しては,廃棄物の種類,内容物,処理方法にいくつかの制限があり,廃棄物の仕分けなどを確実に行うことが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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