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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻11号

1991年11月発行

文献概要

研究

動的な筋持久力運動に伴う血清逸脱酵素の変動―11日間の長期間の検討

著者: 東純一1 瀬戸米蔵2 原田尚門1 井原義二1 武部雅人1 望月則子2 丸山一伸2

所属機関: 1大阪大学医学部第三内科 2大阪臨床薬理研究所

ページ範囲:P.1219 - P.1224

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 筋肉痛を訴えるような運動後に,AST, ALT, LDH, CPKおよびALDの血清酵素活性は5倍から159倍まで上昇し,臨床上異常値と判断される値にまで上昇した.この事実は,臨床の場において運動負荷後の上記酵素の上昇を肝機能障害または筋肉疾患と誤診する可能性を示唆するものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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