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今月の主題 骨・関節をめぐって 技術解説
血清中ケラタン硫酸測定法
著者: 髙岸憲二1
所属機関: 1北里大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.1289 - P.1292
文献購入ページに移動 軟骨基質の主成分である軟骨型プロテオグリカンに含まれるケラタン硫酸は,軟骨以外には角膜にごく微量にしか含まれておらず軟骨代謝のよい指標と考えられている.近年ケラタン硫酸に対するモノクローナル抗体も作製され,血清中ケラタン硫酸を測定することが可能になった.変形性関節症患者では血清中ケラタン硫酸値が有意に高値を示すとの報告もあり,各関節疾患などにおける血清中ケラタン硫酸値の測定が注目されている.
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