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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻13号

1991年12月発行

文献概要

編集者への手紙

シクロヘキシミド添加によるマウス腹腔マクロファージの貪食能への影響

著者: 庄野正行1

所属機関: 1徳島大学医学部総合研究室形態班

ページ範囲:P.1320 - P.1320

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 1971年にWessellsら1)は,未分化な神経細胞にサイトカラシンB,コルヒチン,シクロヘキシミドがどのような影響を与えるかを調査した,その結果,サイトカラシンB存在下ではアクソンの伸長が完全に停止するが,蛋白合成阻害剤であるシクロヘキシミドではまったく無関係に前進し先端の微細線維の機能によって導かれることが示された.また,サイトカラシンBは,マクロファージの遊走を抑制するのに対し,コルヒチンやビンプラスチンは,食作用の運動を阻害しない2).マクロファージの癌細胞傷害性に関して蛋白合成阻害剤は細胞傷害を抑制する3).そこで,貪食作用におけるシクロヘキシミドの影響をマウス腹腔マクロファージを用いて調査した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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