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シクロヘキシミド添加によるマウス腹腔マクロファージの貪食能への影響
著者: 庄野正行1
所属機関: 1徳島大学医学部総合研究室形態班
ページ範囲:P.1320 - P.1320
文献購入ページに移動 1971年にWessellsら1)は,未分化な神経細胞にサイトカラシンB,コルヒチン,シクロヘキシミドがどのような影響を与えるかを調査した,その結果,サイトカラシンB存在下ではアクソンの伸長が完全に停止するが,蛋白合成阻害剤であるシクロヘキシミドではまったく無関係に前進し先端の微細線維の機能によって導かれることが示された.また,サイトカラシンBは,マクロファージの遊走を抑制するのに対し,コルヒチンやビンプラスチンは,食作用の運動を阻害しない2).マクロファージの癌細胞傷害性に関して蛋白合成阻害剤は細胞傷害を抑制する3).そこで,貪食作用におけるシクロヘキシミドの影響をマウス腹腔マクロファージを用いて調査した.
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