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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻13号

1991年12月発行

肝臓病の病理・12

肝硬変(II)特殊型肝硬変

著者: 奥平雅彦1 中英男1 髙野康雄1 瀬川謙一1

所属機関: 1北里大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1334 - P.1338

文献概要

 特殊性肝硬変は,慢性のうっ血,胆汁うっ滞,寄生虫の寄生というような特殊な原因によって,それぞれ他とは異なる特殊な形態発生と終末像を示す肝硬変である.形態的移行がないことから,かなり早期から,偽小葉結節を形成していない時期から肝硬変と呼ばれる.成因としてきわめて多くのものが知られているが,個々の成因によるものはまれで,全体としても頻度が低く,かつ減少の傾向にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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