文献詳細
肝臓病の病理・12
文献概要
特殊性肝硬変は,慢性のうっ血,胆汁うっ滞,寄生虫の寄生というような特殊な原因によって,それぞれ他とは異なる特殊な形態発生と終末像を示す肝硬変である.形態的移行がないことから,かなり早期から,偽小葉結節を形成していない時期から肝硬変と呼ばれる.成因としてきわめて多くのものが知られているが,個々の成因によるものはまれで,全体としても頻度が低く,かつ減少の傾向にある.
掲載誌情報
肝臓病の病理・12
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