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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻13号

1991年12月発行

文献概要

資料

佐賀医科大学附属病院受診者におけるHTLV-I抗体保有者の現況―特にIgM抗体について

著者: 西村忠隆1 南雲文夫1 植田寛1 田島裕1 佐野雅之1 只野壽太郎1 伊東秀夫2

所属機関: 1佐賀医科大学附属病院検査部 2大聖病院内科

ページ範囲:P.1356 - P.1359

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 1987年4月1日から1990年4月30日の期間に,佐賀医科大学附属病院検査部にて実施したHTLV-I検査結果をまとめた.
 スクリーニング検査では,産婦人科より提出された血清の2.6%,その他の診療科より提出された血清で13.5%の陽性率が認められた.
 IgM抗体の保有率は,キャリア30.8%,ATL52.4%,HAM60.9%であった.ATLをさらに分類してIgM抗体の保有率を調べると急性型,リンパ腫型,慢性型の順に高かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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