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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻4号

1991年04月発行

文献概要

資料

臍帯血IgE濃度に関する検討―RIA法の測定系評価と基準値設定について

著者: 近藤雅彦1 森永謙二2 末村正樹3 高垣裕4 加納栄三5 橋爪孝雄6 泉谷徳雄6 平田良6 脇本博7 田中祥介7 辻本兵博7 小林美智子8 末原則幸9 川本豊10 藤村正哲10 魚住光郎4 藤本伊三郎2

所属機関: 1大阪血清微生物研究所検査部 2大阪府立成人病センター調査部 3大阪大学医学部第三内科 4大阪府立公衆衛生研究所公衆衛生部 5大阪府泉佐野保健所 6市立堺病院小児科 7愛染橋病院産婦人科,小児科 8大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部 9大阪府立母子保健総合医療センター周産期第一部 10大阪府立母子保健総合医療センター周産期第二部

ページ範囲:P.409 - P.412

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 IgEリアビーズ(RIA法)の測定系の検討および本法を用いた臍帯血の基準値について検討した.同法は0.25~1000IU/mlの測定範囲を有し,高感度で精度にもすぐれ,ファデザイムPRIST(EIA)との相関もr=0.974と良好な成績であり,臍帯血IgEを感度良く測定できた.パラメトリック法およびCRRP法により臍帯血2177例について基準値を検討した結果,その基準値は0.5IU/ml以下であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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