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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻4号

1991年04月発行

資料

乳頭分泌液中CEA測定用簡易キット(MS-1002改良型)の検討

著者: 西口隆偉1 船橋修之1 高塚雄一2 河原勉2 宮内泰彦3 佐藤克幸3 松浦崇3

所属機関: 1国立大阪病院 臨床検査科 2 3持田製薬株式会社

ページ範囲:P.413 - P.417

文献概要

 新しい乳癌の診断薬である乳頭分泌液中CEA測定用簡易キットについて検討を行った.同時再現性,日差再現性はともに良好であり,本キットとCEA定量試薬の測定値はよく相関した.また,1μlという微量の乳頭分泌液を用いて,呈色の強さを肉眼で比較することにより判定ができるなど,簡易性に優れたキットである.本キットは乳頭異常分泌症例において,他の方法では診断が困難な無腫瘤性乳癌の検査法として有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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