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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査の新技術 新技術の展望

超伝導センサSQUIDと生体磁場計測

著者: 丸上弘晃1 河野秀樹1

所属機関: 1株式会社超伝導センサ研究所

ページ範囲:P.570 - P.573

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 低温物理学の世界で発見された超伝導現象は電気抵抗0,完全反磁性という2つの性質を持つ.その性質を利用すると超伝導量子干渉素子(Superconducting Quartum Interference Device;SQUID)と呼ばれる超高感度の磁気センサを構成することができる.SQUIDを利用することにより,生体内の神経や筋肉の活動に伴い生体外に発生する微弱な磁場を検出することが可能となった.この技術は無侵襲的手段による脳機能解明や,機能異常の診断の新しい手段として期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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