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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査の新技術 生体検査

ホルター心電図による心室遅延電位の検討

著者: 矢久保修嗣1 小沢友紀雄1

所属機関: 1日本大学医学部第二内科学教室

ページ範囲:P.591 - P.596

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 加算平均心電図で検出される心室遅延電位(IP)は心室頻拍,突然死の予知に有用である.ホルター心電図法(ホルター法)を利用する加算平均心電図のLP検出を従来よりの加算平均心電図法と比較し,また,心筋虚血作成実験時にホルター法による検討をした.ホルター法では従来のLPの診断基準を使うことは困難であるが,LPの評価は可能と思われた.心筋虚血作成時にLPが検出され悪性心室性不整脈が記録されたことはこの不整脈の発生機序の推測に有用と思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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