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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査の新技術 生体検査

心臓微小電位のスペクトロテンポラルマツピング

著者: 高橋義和1 小沢友紀雄1

所属機関: 1日本大学医学部第二内科学教室

ページ範囲:P.597 - P.603

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 従来の心電図は,その時定数,周波数帯域,増幅度のため,本来の心臓の電気現象に含まれるμV単位の微小電位やより高周波の成分の検出は困難である.実際の臨床では心室遅延電位,His東電位,心房の遅延電位などがあり,これらを検討するためにtime domain,frequency domainが開発され,そのおのおのの長所を取り入れてスペクトロテンポラルマッピングが開発された.この方法での心室遅延電位の判別は有用とされているが,その他未知の部分も多く今後の研究が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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