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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査の新技術 検体検査

染色体分析の自動化

著者: 中川原寛一1

所属機関: 1クラスターコアー生体情報研究所遺伝子研究部

ページ範囲:P.616 - P.620

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 染色体検査は細胞の培養に始まり染色体標本の作成から諸種の染色を行い,染色体の解析に終わる一連の操作を指す.このような多くのプロセスがある検査は多大な時間と労力および深い見識を必要とする.そして近年,医学の進歩とともに染色体検査の需要が増してくると,染色体検査の一部でも省力化する必要が生じてきたのである.このような状況の中から初期の染色体自動解析装置が誕生し,10余年を過ぎた今日に至り染色体解析の自動化はほぼ満足されるものになりつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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