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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査の新技術 検体検査

Hybridization Protection Assay

著者: 松岡幸雄1

所属機関: 1中外製薬(株)診断科学研究所臨床科学センター

ページ範囲:P.627 - P.631

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 近年のめざましい分子生物学の発展により検査室レベルでDNA診断が可能となってきた.HPA (hybridization protection assay)は臨床検査室で行える簡便・迅速なDNA診断法であり,化学発光物質であるアクリジニウムエステルをDNA標識物として用いている.HPAは,ハイブリダイゼーション,セレクション,検出という3つのステップから成り,未反応のプローブは加水分解して失活させる(セレクション)のでB/F分離を必要とせず,操作時間は1時間以内である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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